エコロ科学者たちは頑張っていたけれど、とてもあんなところは人が住める環境ではない。虫だらけ。文明がジャングルには生まれなかったのには、理由があるのである。
虫
だらけの環境はまさにおぞましい。おいらは、現役時代、真面目に仕事をしていたから、アフリカのサハラ砂漠やボルネオのジャングル(バリクパパン)にも
行ったことがある(そんなところが仕事場だったのだね)。自分の経験から断言できる。砂漠の方が、ジャングルよりよほど健康的である。
そ
の証拠に、世界の文明は例外なしに砂漠などの乾燥地帯で生まれた(ユカタン半島のマヤ文明はジャングル文明みたいだが、あそこの地質は水を溜めないのでい
わゆる湿地帯ジャングルではない)。ヨーロッパの文明も、ローマ時代以来、延々と森林を伐採して、土地を乾燥化させたことから始まった。現存する森林は太
古からの森林とはほど遠いものなのである。
ニッポンの森林を理想化するエコロ都市住民が多いが、ヤマヒルやブヨなどのことを知った上での
ことだろうか。「風の谷のナウシカ」の老婆が言ったように「人とムシとは共に住めない定め」なのである。それを忘れて、ジャングルとか森林などの「昔から
の暮らし」を理想化する政治的エコロにミスリードされないよう、注意しなければならない。
1. プログラマーからシステム・エンジニアへ
「このプロジェクトは無理です。大きなデザイン変更を強いられる上、うちのチームにはこのシステムのデザインについて知る者は誰もいません。それにうちの会社にこのアプリが書かれた言語を知る人もいません。
個人的な見解を申し上げますと、当社でこのプロジェクトを絶対に引き受けるべきではありません。」
2. システム・エンジニアからチーム・リーダーへ
「このプロジェクトはデザインの変更が必要で、現在うちのスタッフに経験者はおりません。言語も見慣れないもので、この仕事を引き受けるなら、そのための研修が必要だと思います。
個人的な見解を申し上げますと、こういったタイプのプロジェクトを引き受けるには準備が十分ではありません。」
3. チーム・リーダーからプロジェクトマネージャーへ
「このプロジェクトはデザイン変更がシステム内で必要で、私たちはこの案件に対する専門的な経験がそれほどありません。さらに社内にあまり多くの人が相応しい研修を受けていません。
個人的な見解を申し上げますと、通常より完成には時間が要するものと思われます。」
4. プロジェクトマネージャーからシニアマネージャーへ
「このプロジェクトはデザインの再構築が必要です。幾人かは経験があり、数人は実装言語がわかります。なのでわかるものが他のものを研修させればいいかと思います。
個人的な見解を申し上げますと、このプロジェクトは要注意ですが引き受けるべきだと思います。」
5. シニアマネージャーから社長へ
「このプロジェクトは我々がレガシーなシステムのデザイン変更が可能だということの、業界へのデモンストレーションとなるでしょう。プロジェクトを成功させるために必要なスキルと人材はそろっており、数人はもう自宅研修が終わっています。
個人的な見解を申し上げますと、どんな状況においてもこのプロジェクトを逃すべきではありません。」
6. 社長からクライアントへ
「私どもはこの手のプロジェクトのエキスパートです。現在まで多くの似たようなプロジェクトを、多数の大手クライアントさん向けに手掛けてきました。この種の仕事は他社に負けません、ぜひとも我々にお任せください。
個人的な見解を申し上げますと、このプロジェクトは我々なら期限以内に仕上げられます。」